DroneCamp Media

2017年5月31日

DJIインストラクターが教える、Phantom4とPhantom4 Proのどちらを購入すべきなのか?

旧型のPhantom 4を購入するのか、それとも最新のPhantom 4 Proを購入するのか、決め兼ねている人も多くいるのではないでしょうか?両者の価格差によってどれほど違いが生まれるのか。機体、ソフトウェア、カメラの性能を比較しながら検証してみましょう。

Text by IWAMOTO JUIDA認定講師・空撮カメラマン Profile

20年以上のサウンド制作経験から、2015年まで8年間京都造形芸術大学にて准教授に従事。 自身の音楽作品のPV制作で ドローンに出会いその可能性に魅了される。映画やCMの撮影、書籍の執筆など活動は幅広い。ドローンスクールのインストラクターとしては既に300人の教え子を輩出。 TV・映画の現場で活躍する一方、日本の美しい風景を世界に発信するため、休暇中も北海道から沖縄の離島まで空撮を行っている。

Phantom 4とPhantom 4 Proのどちらを購入すればいいのか?

旧型のPhantom 4を購入するのか、それとも最新のPhantom 4 Proを購入するのか、決め兼ねている人も多くいるのではないでしょうか?両者の価格差によってどれほど違いが生まれるのか。機体ソフトウェアカメラの性能を比較しながら検証してみましょう。

価格

まずは気になる価格を比較してみましょう。

123,000円:Phantom 4
204,000円:Phantom 4 Pro
(DJI公式ストアより2017年2月7日現在)

※現在の価格はこちらを参照ください。
http://www.dji.com/jp

最新機能を追加したことで、値段は8万円ほど高くなっています。
人によってこの8万円の価値というのは違いますが、この価格差で何が追加でできるようになるのかをみていきましょう。

Phantom 4 のスペック紹介

機体

・最大で28分の飛行が可能
・プロペラの位置がカメラより十分に高い位置にあるためプロペラが写り込まない
・スポーツモードにより最高速度が72km/hになる
・機体から送られる映像は3500mまで送信可能(屋外で障害物なし)
・ビジョンポジショニングにより地上から10mまでは高精度ホバリングが可能

ソフトウェア

障害物検知

前方についたセンシングセンサで主に前方の障害物を検知することができます。障害物を検知するとその場でホバリングするため、機体を衝突させたことによって機体を破損させることや、何かにぶつけてモノなどを壊すということがなくなりました。この機能により、初心者でも安心して飛行ができます。

自動追尾(アクティブモード)

画面上で被写体を設定すると、機体が自動で被写体を追尾しながら撮影することができます。この機能により、被写体が動いているときの撮影が簡単に行えます。

自動飛行機能(タップフライト)

画面上でタップした場所に機体を移動することができます。この機能により、効率よく機体を移動させ、まっすぐ飛ばすということが可能になりました。

カメラ

4K30fpsの動画撮影が可能
フルHDで1080ピクセル120fpsでスローモーション撮影が可能

Phantom 4 Proのスペック紹介

Phantom 4 と比べ性能のアップした点などに注目していきます。

機体

・飛行時間が28分から30分に延長
・スポーツモードで最高速度が72km/hであることは変わらず
・映像の送信可能距離は3500mから7000mまで伸びた。(屋外で障害物なし)

スクリーン付きプロポが新たに導入された
リモートコントローラーに自体にディスプレイが搭載されるようになりました。従来のタブレットの2倍の明るさで、撮影時に日光の下でも画面が見やすく表示されます。
また、受信機にHDMIポートも追加されたため映像をより楽しめるようになりました。

ソフトウェア

障害物検知

前方2つしかなかったセンサーが全部で5つとなり、前後左右の障害物を避けることが可能となり安全性が増した。検知距離は15mから30mに延長。

自動追尾(アクティブモード)

被写体をあらゆる角度から撮影することが可能になった。

自動飛行機能(タップフライト)

スクリーンに線を描くことで機体がその線に沿って飛行するドローモードを新たに搭載し飛行経路を指定できる。従来では、飛行する目的地は指定できたものの、飛行経路を指定することはできなかった。
この機能を使うことで撮影者はカメラ操作に集中することができる。
また、飛行中に再度画面をタップすることで方向を途中で変えることが可能となりました。

カメラ

1インチ(約4倍)20万画素センサー(約1.6倍)搭載
4K映像を最大60fps(2倍)で撮影可能。

まとめ

いかがでしたか?
Phantom 4 とPhantom 4 Proを比較して、多くお金を支払うことでどのような機能が追加されるのかをご理解いただけたと思います。
実際に、どのような映像を撮影したいのか、Phantom 4 で十分なのかそれともPhantom 4 Proにするべきなのか。最新技術を購入するためにそれだけのお金を払う価値はあるのか。いま一度、ご検討ください。

DJIインストラクターからの1言コメント

障害物センサーの性能が向上しているため、Narrow Sensingモードを使用すると、狭い場所でも攻めた空撮ができます。
安全を買うという意味でも、差額を出してPhantom 4 Proを買う価値は十分にあると思います。